![[防水改修の進め方] 調査診断](./images/check_title.gif)
屋根は建物のなかでも最も過酷な条件下におかれています。熱・紫外線・オゾン・酸・アルカリなどの科学的要因や下地挙動などの物理的要因など、さまざまな劣化外力が複雑に影響をおよぼし合い、それによって防水層は、ひびわれ、破断、減耗といった現象を起こし、徐々に防水層が老化・劣化していきます。また同時に防水層に接している屋根の各部分、立上り部、笠木、庇、排水溝、ドレン周辺なども同じように老化・劣化が進行していきます。
おおよそ建てられてから10年以上経過した建物の屋上には、こうした経年変化が現れます。東西アスファルト事業協同組合では、建物にこうした症状がでてきたら、早めの点検・改修をおすすめしています。早く対応すれば、それだけ経済的に、効率よく防水改修工事が行え、建物を美しく長持ちさせられるからです。防水改修工事は新築の場合と違って、既存の建物がもつそれぞれ異なった条件に対応しながら適切な工事を行われなければなりませんから、早めに既存建物の現状を正しく把握し、適切な仕様・工法を選んで行わなければなりません。
防水層端末の剥離、シーリング材の劣化、押え金物の変形やサビの状態、水切りの状況など。
ドレンの破損、サビの状況、目づまり、土砂の推積、植物の繁殖、排水溝の水勾配など。
立上り出入り隅のつっぱりや浮きの有無、ふくれ状態、ラップ部のちぢみ、剥離のチェックなど。
防水層の破断・損傷、ルーフィング接合部の剥離、ルーフィング表面の劣化・剥離・ふくれなどのチェック。水たまりの有無、塗料の劣化状況など。
ひびわれ・欠損・風化・凍害の有無、笠木の変形・サビ、水切りの状況、手すりのサビ、痛み具合など。
スラブの種類・構造、現在の状態など。
建物の種類・構造などによって、それぞれ許容荷重が異なります。改修後の用途、目的によって新たに加わる荷重が異なりますので、チェックが必要です。
建物の使用状況、建物周辺の環境(建物の密集度、病院など特殊建築物の有無、その他)、道路状況など。
押え層のひびわれ、欠損、劣化、倒れ、凍害の状況など。
パラペットの押出し、ひびわれ、欠損など。
押え層および仕上層のひびわれ、せり上がり、欠損、風化、凍害などのチェック。植物の繁殖、土砂の推積、清掃の状況など。水たまりの有無。
目地材のとび出し、収縮、植物の繁殖など。